既製品ドアをステンドドアにリフォーム
お客様より新築住宅の既製品ドアにお手持ちのステンドグラスをはめ込みたいとのご相談がありました。
現場で確認すると、加工内容と予算の折り合いが付いたのでその場で外し持ち帰りです。
(現状の写真は撮り忘れです。^^;)
まずはステンドグラスをはめる部分に穴を開けます。
(黄色いマスキングテープは傷がつかないように養生しています。)
ステンドグラスを押さえるモールを作り、はめ込みます。
納品取付して完了です。
ご自宅のドアのリフォームをご検討の方はお気軽にご相談ください。
アンティークキーシリンダー修理
在庫しているフランス製ワードローブのキーシリンダーが動かないので外したところ、鍵の軸を受ける心棒と外側のガイドが外れていました。
通常鍵を外したり動かないようにして、鍵なしで使用できるように加工することが多いのですが、壊れ方の状態が良いので、修理しました。(壊れているのに状態が良いというのもおかしな話ですが、、、)
まずは、分解です。
心棒とガイドをろう付けします
磨いて、ケースを組み直したら完成です。
ヴィンテージ風木箱製作
お客様のスタジオで撮影用道具として使用しているヴィンテージの木箱。
同じものを探していたそうなのですが、なかなか見つからないということで、オーダーいただきました。
こちらがオリジナル。
詳細までオリジナル通りにレプリカを製作するとコストがかかりすぎるので、全体の雰囲気が同じような物での製作となりました。
まずはストックしてある材料にデッキの古材があるので寸法通りに製材します。
製材した際どうしても削った綺麗な面が出てきてしまいますが、グラインダーで荒らし表面に動きをつけます。
また、色のバリエーションがある方が使い勝手が良いとの事でブルー系とレッド系での着色。
少し色を削り落として完成です。
重ねても同じ雰囲気で仕上がったと思います。
アンティークジュエリー
オンラインショップにアンティークジュエリーを追加しました。
フランスとイギリスのゴールドブローチとペンダントトップそれぞれテイストの異なる3点をピックアップしました。
掲載商品はオンラインショップと横浜店に在庫しております。
実際にご覧になりたい方は、横浜店へお問い合わせください。
横浜店のアンティークジュエリーコーナーもリニューアルしました。
お近くまでお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
掲載商品はオンラインショップと横浜店で販売しています。
PICK UP:アームチェア
今回はスマートなシングルアームチェアをご紹介。
まさに「アンティーク家具」といった風情の素晴らしい細工が施された品々です。
背もたれに繊細な細工が施されたイギリス製のマホガニーチェア。
後期アーツ&クラフツの職人仕事が遺憾なく発揮された作品です。
20世紀初頭、所謂エドワード朝期にイギリスで作成されたアームチェア。
ヴィクトリア女王の後を継いだエドワード7世時代の家具に見られる、流線で構成されたシンプルなデザイン。 同時に洗練された高級さも醸し出しています。
19世紀ヴィクトリア朝期イギリス製のウォルナットアームチェア。
リージェンシースタイル(ジョージ4世統治時代)の典型的なシルエットが目を引きます。
フランス製のウォルナットアームチェア。
挽き物(ターニング)で作られた糸巻き(ボビン)の支柱でデコーレションされています。
紹介した商品はキヤ・アンティークス横浜店・藤沢ウェアハウスで在庫・展示販売中(一部販売済み商品あり)。
ホームページ在庫リストにも掲載中です。詳細・在庫状況併せてご確認下さい。
※掲載した商品の一部は修復前の状態です。
対象商品は購入後、弊社工房にてオリジナルの風合いを生かし、且つ日常的に使用できますようリペア/清掃を行ってからのお引き渡しとなります。
なお通常の修復工賃(構造修理、塗装調整等)は商品代金に含まれております。
ただし修復後、表示の寸法から若干変化する場合がございます。
またお届けまでに2週間~1ヶ月程度の修復期間が必要となります。
詳細は上記リンクから各商品の個別ページをご参照ください。
PICK UP:コーヒーテーブル
藤沢ウェアハウス在庫のコーヒーテーブルを集めてみました。
コーヒーテーブルはその名の通りコーヒーを置くサイドテーブル(幅の狭い小柄なテーブル)のこと。
椅子とセットで使用するため、イージーチェア・ソファー・ウィングチェアなど合わせる種類や高さに応じてそれぞれ最適な寸法も変わってきます。
コーヒーブレイクや読書時間などなどリラックスできるひとときのお供になる可愛らしいテーブルです。
紹介した商品はキヤ・アンティークス藤沢ウェアハウスで展示販売中。
ホームページ在庫リストにも掲載中です。詳細・在庫状況併せてご確認下さい。
※掲載した商品の一部は修復前の状態です。
対象商品は購入後、弊社工房にてオリジナルの風合いを生かし、且つ日常的に使用できますようリペア/清掃を行ってからのお引き渡しとなります。
なお通常の修復工賃(構造修理、塗装調整等)は商品代金に含まれております。
ただし修復後、表示の寸法から若干変化する場合がございます。
またお届けまでに2週間~1ヶ月程度の修復期間が必要となります。
詳細は上記リンクから各商品の個別ページをご参照ください。
PICK UP:ミュージックキャビネット
19〜20世紀初頭に作られたミュージックキャビネットをご紹介。
ミュージックキャビネットは箱物家具の一種ですが収納部分が横長・薄手の引き出しや棚板で仕切られています。
楽譜を系統立てて収納・保管することを目的にデザインされたためこのような形状になっているんです。
どのミュージックキャビネットも材質は高級家具材のマホガニーです。
これらが製作された当時、楽器を所有し、ましてやそれを演奏出来るのは上流階級や富裕層の人々のみ。
それだけお金のかかる娯楽だった為ミュージックキャビネット自体も高級素材や装飾がふんだんに使用されています。
紹介した商品はキヤ・アンティークス藤沢ウェアハウスで展示販売中。
ホームページ在庫リストにも掲載中です。詳細・在庫状況併せてご確認下さい。
※掲載した商品の一部は修復前の状態です。
対象商品は購入後、弊社工房にてオリジナルの風合いを生かし、且つ日常的に使用できますようリペア/清掃を行ってからのお引き渡しとなります。
なお通常の修復工賃(構造修理、塗装調整等)は商品代金に含まれております。
ただし修復後、表示の寸法から若干変化する場合がございます。
またお届けまでに2週間~1ヶ月程度の修復期間が必要となります。
詳細は上記リンクから各商品の個別ページをご参照ください。
PICKUP:ホールチェア
「ホールチェア」と呼ばれる椅子をご存知ですか?
会堂や渡り廊下など屋内のパブリックスペースで使用されたことからこのように名づけられたと言われています。
18世紀のイギリスで時の家具職人の手によって生み出されたホールチェアは、彼らのパトロンであった貴族の邸宅で来客や召使いの待合い用の椅子として使用されました。
背もたれやシートに発注者の紋章が描かれ、美しい装飾と職人の腕前が遺憾無く発揮された曲線優美なシルエットが特徴だったそれらのホールチェアは評判を呼び、以降の家具デザインにも大きな影響を残します。
その最たる特徴はシンボリックで人目を惹く、装飾豊かな背もたれ(物によっては座面や脚)のデコレーションにあります。
また不特定多数の人間が使用する家具ですので手入れのしやすさが重視されています。
一方で坐り心地はそこまで重要視されていないため、パブリックスペースでの使用を念頭に作られた数人掛けのベンチと同じように、基本的にクッションなどは取り付けられていません。
衆人の目に触れる前提でデザインされた極めて装飾的な椅子の一種でありながら、奢侈性(ラグジュアリー)を追求していないという点において少々特殊な椅子です。
今回もキヤ・アンティークス 在庫の中から幾つか例を挙げてその魅力をご紹介します。
最初はホールチェアの典型的意匠を象ったお品を二つ。
中心にあるオーバル型の不思議なシンボルはパーチメント(羊皮紙)です。
次のホールチェアの真ん中に彫られているものは少し似ていますがシールド(紋章の土台となる盾のシンボル)です。
まさにこのパーチメントやシールドの部分に持ち主や場所・組織などを示すための紋章やシンボルが彫刻されたり描かれたりしました。
またホールチェアは時には組織・団体にとっての看板や記念碑的な役割も持っていました。
オックスフォードのローイングチーム(漕艇/ボートチーム)のマークが描かれたホールチェア。
察するにこちらのホールチェアはチーム発足10周年の記念品として発注制作された品のようです。
このように特定のシンボルを冠するのはホールチェアのデザインにおける重要な要素ですが、それだけではなくインテリアとして空間を彩る役割も当然持っています。
19世紀ヴィクトリア朝期に作られたゴシックスタイルのホールチェア。 典型的なゴシック意匠が背もたれにそのまま彫刻されています。
こちらも19世紀のホールチェアで、ゴシック意匠のグリーンマンが背もたれに彫刻されています。
キリスト教的自然主義から生まれた植物人頭意匠であるグリーンマンは家具のみならず建築物にも多く採用される流行のモチーフでした。
最後の二点は少し毛色が違います。
彫刻豊かなウォルナット材のイタリア製アンティークホールチェア「スガベッロ」の背もたれ。
スガベッロはホールチェアの原型になった家具だと言われています。
こちらのスガベッロにはフィレンツェの紋章である六つの丸薬が乗った盾と羊皮紙が彫刻されていますが、これはフィレンツェ共和国で権勢を誇った著名な貴族メディチ家の紋章(家紋)でもあります。
ルネサンス期のイタリアで生まれたスガベッロもホールチェアの例に漏れずインテリアとしての役割を持つ椅子であり、主に貴族や富裕層の邸宅の渡り廊下(ホールウェイ)に装飾品として置かれていました。
20世紀前期〜中期に活躍した家具職人ジャック・グリンブル氏作のホールチェア。
19世紀後半に起きたアーツ・アンド・クラフツ運動の流れを汲むホールチェア…優美と言うよりはむしろ素朴で暖かみのあるプリミティブなカントリー・ファニチャーの趣があります。
上述のスガベッロとは異なりますがこちらもホールチェアの原型となった家具(元々イギリスに存在したスピニングチェアやカントリーチェア)のエッセンスを色濃く感じさせる逸品です。
彫刻の意匠はイギリス王室を表すチューダー・ローズ。
材は質の良いエルム材が使われています。
また、基本的に壁を背にして使用されるため装飾は人目に触れる前面のみ。
後ろ側がバッサリ断ち切られているお品も多く、これもホールチェアの特徴です。
紹介した商品はキヤ・アンティークス横浜店・藤沢ウェアハウスで在庫・展示販売中(一部販売済み商品あり)。
ホームページ在庫リストにも掲載しています。 詳細・在庫状況併せてご確認下さい。
※掲載した商品の一部は修復前の状態です。
対象商品は購入後、弊社工房にてオリジナルの風合いを生かし、且つ日常的に使用できますようリペア/清掃を行ってからのお引き渡しとなります。
なお通常の修復工賃(構造修理、塗装調整等)は商品代金に含まれております。
ただし修復後、表示の寸法から若干変化する場合がございます。
またお届けまでに2週間~1ヶ月程度の修復期間が必要となります。
詳細は上記リンクから各商品の個別ページをご参照ください。
本革を用いた座面張り替え
お客様より椅子の座面張替修理のご依頼をいただきました。
十数年前にも当社にて本革で張替を行いましたが、今回も本革で張替をご希望です。
本体も若干の緩みがあったので、本体も合わせて修理を行いました。
ヌメ革は伸びないので作業に時間はかかりましたが、仕上がりは良い感じです。
最初は白っぽいヌメ革ですが、時間の経過と共に飴色になっていくでしょう。
本革の張替はコストはかかりますが、ファブリックにはない良さがあります。
是非、お気に入りの椅子を本革で張り替えてみてはいかがでしょうか?
ヴィンテージ ブレスレット入荷しました!
ヴィンテージブレスレット入荷しました!
アメリカよりヴィンテージのブレスレット、バングルが入荷しました。
今回セレクトしたのは涼やかな空気をまとったシルバーカラー。
華奢なデザインやボリューム感のあるシルバーメタルのブレスレットは夏のコーディネートのお勧めアイテムです。
お気に入りのデザインのジュエリーを身に付けて、気分良く1日を過ごしてくださいね。
掲載商品はオンラインショップと横浜店で販売しています。
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