今年で創業30年を迎えるキヤアンティークス。
皆様のお陰で、アンティーク家具店としてはもう老舗と言われる年数になりました。
時間の経過だけが出せる渋さや落ち着きの有るヨーロッパのアンティーク家具ですが、想像すると、クラシカルでエレガント、はたまた重厚で落ち着きの有る物が容易にうかびます。
しかしここ数年、需要のバランスがだいぶ変わりました。
以前から人気はありましたが、アーコールのニーズの高さには驚くばかりです。

そこで今回アーコールのテーブルを二台レストアすることになりました。
同じテーブルなのですが、それぞれ違う色で仕上げることに。
これはすべて塗装をはいだ状態です。

元の色がダーク色なので落としきるのはとても手間がかかります。
薬品、機械、手、すべて駆使してこの状態にしました。

そしてまだ途中の段階ですが、下色を入れて二色並べた状態。

色が入ると雰囲気がいちだんと変わります。
今日の作業はここ迄ですが、この次に色調整と吹き付け塗装が有ります。
アーコールは元々ラッカー塗装なのでオリジナルと同じですね。
仕上がりましたら、ホームページかブログでまた会いましょう。

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