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From Factory | キヤアンティークス
From Factory

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お客様に御購入頂きましたミラーバックサイドボードです。

ご自宅の壁と壁の内々に収めて設置されるとのこと。
サイズが絶妙で、現状では壁と家具のクリアランスが4ミリ、つまり片側2ミリづつの隙間しか取れない様なんです。

ピッタリというか、少々不安な寸法でしたのでお客様と協議した結果、合計6ミリ天板のサイドを削って、片側の隙間を5ミリずつ確保することに。

ここまでギリギリだと、天板のフロント面に対してサイドが直角である必要もあるので、両側を切り落とします。

同じく天板に段差のラインを入れて、鉋でフロントのアールに合わせて削ります。

ルータービットで削ることが出来れば苦労ありませんが、あいにく同じ断面のビットがなく、手作業での切削になりました。
サンドペーパーで鉋跡を整えて木工作業は完了。

さて、問題の塗装です。
1回で周辺との表情が合う訳もなく、通常は3度4度、塗ったり色を変えたり色を落としたり塗膜の厚みを出したり、と数日間は塗装を繰り返します。

1回目の塗装直後はどうしても違和感がありますが、ここから陰影を付けて回りと合わせていきます。

キレイに仕上げるのは簡単ですが、回りがアンティークなので新品同様もNGです。

塗装はこんなところでしょうか。
このテの仕事は、「どこか切ったの?」くらいの仕上げが基本です。写真だと解りにくいですね。

納品設置は壁に傷を付けないように布を挟んで押し込みました。
通常は床を傷める可能性があるので手で運びますが、今回は隙間が殆ど無いため手は入りません。

布地を引き抜くと予定通り!

シンデレラフィットで無事収まりました‼

家具のサイズでお困りでしたらご相談ください。

Shere
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