PICK UP:モンクスベンチとコファーベッド
少し不思議な見た目のテーブル?ベンチ?の様な家具たち。 これらは収納家具コファーの変わり種です。

コファーはチェストと同じく歴史の古い家具の一族で、ワードローブやクローゼット、箪笥とは少々異なる大きな箱のような外見をしています。
※チェストは英語で箪笥のことも指しますが、いわゆるアンティーク家具のチェストはそれとは別物。
形状・用途によってチェストの呼称は分かれるのですが、「宝箱」と言われて思い浮かべるこの箱も典型的なアンティークチェストの一種です。

イギリス アンティーク 19世紀 オールドパイン シーメンズチェスト
コファーやチェストは箱物家具の中でも特にシンプルな形状と機能を持ち、ときに「最古の家具」とも呼ばれています。
日本で言えば葛籠(つづら)や櫃(ひつ)もこの仲間に該当しますが彼らとの大きな違いはチェストやコファーが保管庫であると同時に腰掛けまたはテーブルという、二重の役割を持っている点です。
単純ゆえに歴史も古く、定住し財産を保管また所有するという初期人類の文化的生産活動の発展と深い関わりを保つこれらの箱物家具は、歴史と共に変化しながら様々な類縁が時代時代で造り出されてきました。
前置きが長くなりましたが今回紹介するのはそんな歴史ある箱物家具の発展型。
座ったり寝たりする機能を強化した収納家具、その名も「モンクスベンチ(修道士のベンチ)」をキヤアンティークス 藤沢ウェアハウス在庫から紹介します。
モンクスベンチはその名の通りキリスト教の修道士が使用していた一人〜数人掛けの椅子のこと。
いわゆる変形家具であり、椅子以外にもテーブルやコファーとしての機能を持っています。

画像のように通常時はテーブルとして使用できます(右下はデイベッド)。
天板を展開した状態では椅子/ベンチとして使用可能。

そして箱型のものは座面(寝床)を返すと内部が収納になっています。

多機能なミニマリスト家具と言って差し支えないでしょう。
勿論今では修道院で使われる事は無くなりましたが当時と同じ仕様のリプロダクションも作られており、キヤ・アンティークスではアンティーク品と復刻品両方を在庫しています。
まずは一人掛けの伝統的モンクスベンチから。
イギリスでアンティーク家具の復刻品を製作していたクローバーオーク社の製品です。



同じくクローバーオーク社のモンクスベンチ。 こちらは椅子/テーブルの二形態バージョンです。



イギリス製、オーク材でできた大柄なアンティークのモンクスベンチ。




収納は二層式。
ゴシック様式のハンドカーヴィングが見事です。

最後はモンクスベンチと同じくチェストの発展型である変形家具、収納(コファー)を備えたデイベッド。



デイベッドとは ソファベンチの一種で、ざっくり言えば午睡(昼寝)用のソファベッドのこと。
このお品物はオールドパイン(松材)で造られたフランス製アンティークです。
紹介した商品はキヤ・アンティークス藤沢ウェアハウスで在庫・展示販売中。
ホームページ在庫リストにも掲載しています。詳細・在庫状況併せてご確認下さい。
Back to Page

