スコティッシュアンティークのステンドグラスドア
ペアで入荷したスコティッシュアンティークのステンドグラスドアを観音開きのドアとして美容室の入口に採用していただきました。
かなり繊細なデザインでかつ大判のステンドグラスを外向きに使用されるとのことで、ステンドグラス周辺は補強と耐水加工のオプションをオーダーいただきました。
外側に3ミリのクリアガラスを挟みこみ、シールして雨風の侵入を防ぎ、室内側には目立たないように鉄骨を抱かせて強度を保たせます。
この鉄骨、実は結構重要で、ステンドグラスの割れに対する強度というよりは、上下のセンター付近に1本、框に固定した鉄骨にステンドグラスに溶接した針金を巻き付けておくことで、鉛とガラスの自重で下方向に歪む不具合の防止になります。
また開け閉めの度に起こる振動も抑えられるので店舗等の出入りの多い建具にはオススメの加工です。
他には、設計士さんも交えた打ち合わせで、
・古い金物の掘り込み跡の埋木とタッチアップ塗装。
・建具全体の直線直角平行を含めた寸法出し。
・開き勝手の変更に伴い戸当りの取り外し、加工して再取り付け。
などなど、施工してお渡しとなりました。
耐水性を考えて念の為塗装の塗り替えもお見積りさせて頂きましたがオーナー様のご希望でオリジナルの塗装を残した仕上げとなりました。
金物類の手配と吊り込みは施工業者さんにお任せしました。
吊り込み後様子を見に伺うと
店舗の入り口ですのでアイキャッチにベストなアイテムと思われます。
相鉄線さがみ野駅前の通りですので話題になるのではないでしょうか。
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