イギリス製のアンティークサイドチェアをオンライン在庫リストに追加しました！
ヴィクトリア朝期〜エドワード朝期（19世紀後期〜20世紀初頭）からそれぞれ二脚ずつ計四脚をご紹介します。

左上と右下が~1910年代に作られたエドワーディアンチェア。　ヴィクトリアンチェアは右上のバルーンバックと左下のラダーバックです。

 

素材の質感と丸みのあるシルエットを活かした比較的シンプルなデザインのヴィクトリアンチェアに対し、エドワーディアンチェアは直線的なシェイプとカービング彫刻やインレイ（象嵌装飾）を組み合わせた洗練されたデザイン。

 

サイドチェアは家庭で普段使いする椅子の一種ですが食卓で用いるダイニングチェアやゆったりと腰掛けるイージーチェアと違い、廊下や部屋の角（コーナー）に置いて使う小柄な椅子の総称。

座り心地重視…というよりはむしろ家の中のちょっとした空きスペースにフィットする軽さやサイズ感がサイドチェアの本質といえます。

具体的には例えば、玄関で靴を脱いだり履いたりする時やお出かけの際に家族の出発を待つあいだ、あるいは廊下でトイレの順番待ちする時…そういった手持ち無沙汰な、”ちょっとした時”に腰掛けるための椅子と言ったところでしょうか。

同じような用途の椅子としてホールチェアがありますが、あちらはより公共の場や仕事場で用いられるため存在感と頑丈さ重視のため座り心地はある意味で度外視されており、それに比べるとサイドチェアはより小柄で扱いやすく家庭やプライベートな空間向けにデザインされています。

在庫リスト掲載のホールチェアはこちら

 

紹介した商品はキヤ・アンティークス藤沢ウェアハウスで在庫・展示販売中しています。

ホームページ在庫リストにも掲載中です。詳細・在庫状況併せてご確認下さい。

今回紹介した各商品へのリンクはこちら

在庫リスト:椅子

 

※掲載した商品の一部は修復前の状態です。
対象商品は購入後、弊社工房にてオリジナルの風合いを生かし、且つ日常的に使用できますようリペア／清掃を行ってからのお引き渡しとなります。
なお通常の修復工賃（構造修理、塗装調整等）は商品代金に含まれております。
ただし修復後、表示の寸法から若干変化する場合がございます。
またお届けまでに2週間～1ヶ月程度の修復期間が必要となります。

詳細は上記リンクから各商品の個別ページをご参照ください。