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ヴィクトリアン/アール・ヌーボー/アール・デコ様式の吊り照明 | キヤアンティークス
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ヴィクトリアン/アール・ヌーボー/アール・デコ様式の吊り照明

ヴィクトリアン、アール・ヌーボー、アール・デコ。横浜点在庫の吊り照明から上質なデザインの三点をピックアップしました。

 

シェードにヴァセリンガラスを用いた三点吊りランタン型のハンギングボウル。筒状の大柄なガラスシェードと鍛鉄製のフレームいずれも職人の手による品物です。

鉄工芸はガラス工芸と同様に非常に長い歴史を持つ芸術品ですが、こちらは19世紀の化学・工業技術の発展を萌芽に生まれた鍛鉄(クラフト・アイロン、錬鉄とも呼ばれます)製。このフレームは当時の職人が生み出した鉄細工の一品です。

「ヴァセリンガラス」は発色原料にウランを使用したウラニウムガラスの中でも艶のある不透明な質感を持つ特定のガラス材を指します。ウラニウムを発色剤に使用している点を除き、製造規格があった訳ではないのでヴァセリンガラス製の品はそれぞれに異なった味わいがあります。
こちらのお品はウラニウムガラスとオパールセントガラスの性質を併せ持っているのが特徴。

点灯時・消灯時それぞれに異なった味わいが楽しめます。

 


ブラス(真鍮製)フレームとアシッドエッチングが施されたグリーンのシェードを組み合わせた3灯シャンデリア。
フランス・イギリス二国に共通するアールヌーボーのデザインエッセンスを凝縮した逸品です。


フレームは籠の様に板状の素材を囲い合わせ、叩き込み(ハンマリング)で造形された鍛金製。
三カ所の飾りとして採用されているのはヨーロッパの伝統的意匠にしばしば見られるパーチメント(羊皮紙)です。


クリアガラスにグリーンのエナメルを吹き被せ、表層を溶かし落として細かな模様を刻んだヴィクトリアンガラスシェード。
手の込んだ造りの真鍮製フレームと見事に調和しており、存在感は上品で秀逸の一言。

 


20世紀前期にアメリカで生産された5灯の大型シャンデリア。
スリップと呼称されるタイプの上向きシェードを用いたアメリカン・アールデコに多く見られるデザインのシャンデリアです。


軽量なアルミニウムをフレームに使用しており、外観のスケール感と豪奢さに対して軽量。


五芒星(星型)のシルエットは均整がとれていて、存在感も抜群です。
光源が上向きになっており、シェード越しの明かりは柔らか目。光量強めの電球を使用しても良いでしょう。

 

画像の商品は商品は横浜店で展示販売中。ホームページ在庫リスト・オンラインショップにも掲載しています。

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各商品ページはこちら↓

フランス 20世紀初頭 ヴァセリンガラス アイアンハンギングランプ
アールヌーボー アシッドエッチングガラス ブラス 3灯シャンデリア
アメリカ アールデコ アルミニウムフレーム 5灯シャンデリア

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