レストランの客室ドアをステンドグラスドアに交換したいとのお客様の要望でステンドグラスドアを製作することになりました。

今回の場合はフラッシュ構造のドアにアンティークのステンドグラスをはめ込む仕様にしました。

元々フラッシュ構造のドアが吊り込まれている場所では、枠や金物の強度、取り付けられている構造などから、そのままでは無垢材で作られた重いドアとの相性が悪く、余計な手間とコストがかかります。

また今回は潰しの塗装でも良いので（木目の見えない塗装）フラッシュ構造の相性が良いと判断しました。

 

 

元のドア右のドアはスタッフ用なのでそのままに。左の客室はわかりやすいようステンドグラス入りのドアに変更です。

 

 

簡単な図面を作ります。

 

 

フラッシュドアを製作しステンドグラスを仮組みします。

 

 

ステンドグラス下部、左右のガラスは覗き窓に使うため、クリアガラスにはめ替えてあります。

 

 

次に本体を半艶オフホワイトで塗装します。

 

 

現場で吊り替作業をして完成です。

ヨーロッパの素敵な隠れ家レストランの様になりました。