key repair

 

アンティーク家具に使われている鍵は当時のままの状態で使用されているものがほとんどです。

当然、古い鍵なので壊れます。

構造はシンプルなのですが、バネが折れたり、芯棒が折れたり…。

工房には鍵を修理する為に、古い鍵やシリンダーといった鍵に関するパーツをストックしてあります。

 

 

さて今回は、お客様が大切に使用されていた家具の修理です。

お客様からのリクエストで出来る限りオリジナルに近い状態に戻して修理及び仕上げをしてほしいとのことでした。

 

まずは家具の修理の前に、折れてしまった鍵の修理です。

シリンダーの動きが悪く、それが原因のようです。

鍵の締まりが２段階の、少し複雑な機構のシリンダーでした。

そこを調整して動きをスムーズに。

鍵本体は、ロウ付けにて修理を行いました。

鍵が小さいので、作業は少々手こずりましたが、うまくロウ付けが行えました。

 

 

工房では家具の修理だけでなく、付属品もできるかぎり修復してお渡ししています。

お気軽にご相談ください。